【名古屋市】【西区】杉野印刷⑥

第6回 杉野印刷コラム

チラシは何部刷ればいい?意外と知らない印刷部数の考え方

~たくさん刷ればお得?それとも必要な分だけ?~

第1部|チラシの枚数、どうやって決めていますか?

「チラシを作りたいんだけど、何部くらい印刷すればいい?」

そんな疑問を持ったことはありませんか?

500部? 1,000部? それとも5,000部?

実は、チラシの印刷部数に決まった正解はありません。

例えば、お店の近くで配るチラシと、広い地域に配布するチラシでは、必要な枚数が違います。

また、1週間だけ使うイベント案内と、半年間使う商品紹介のチラシでも、考え方は変わってきます。

大切なのは、「何枚印刷するか」よりも「何枚必要なのか」を考えること。

印刷する前に、まずはチラシをどこで、誰に、どのくらい配るのかを整理してみましょう。

第2部|たくさん印刷すると、1枚あたりは安くなる?

印刷の世界には、ちょっと面白い特徴があります。

それは、一般的に印刷部数が増えるほど、1枚あたりの単価が安くなりやすいということです。

例えば、500部を印刷する場合と1,000部を印刷する場合。

印刷方法や仕様によっては、1,000部に増やしても料金が単純に2倍になるわけではありません。

なぜでしょうか?

印刷には、機械の準備や印刷データの確認など、枚数に関係なく必要になる作業があるからです。

そのため、たくさん印刷するほど、こうした費用を多くの枚数に分けられる場合があります。

ただし、すべての印刷方法で同じように安くなるわけではありません。

「たくさん刷ると1枚あたりはお得になることがある」

これが印刷部数と価格の基本的な関係です。

第3部|少ない部数でも印刷できるの?

「100枚だけ欲しいんだけど、印刷できるのかな?」

そんな心配をされる方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん、少ない部数に向いた印刷方法もあります。

代表的なのが、デジタル印刷やオンデマンド印刷と呼ばれる方法です。

一般的なオフセット印刷では、印刷するための「版」を作る工程があります。

一方、オンデマンド印刷では、通常その版を作らずに印刷できるため、少ない部数にも対応しやすいという特徴があります。

例えば、少人数のイベントで配る案内状や、試しに作ってみたい商品チラシなどにも便利です。

ただし、印刷方法によって色の再現や使用できる紙、仕上がりに違いがあります。

少ない部数だからといって、必ずしも不利になるわけではありません。

目的や数量に合った印刷方法を選ぶことが大切です。

第4部|安くなるからといって、刷りすぎには注意!

「500部と1,000部であまり値段が変わらないなら、1,000部にしよう!」

そう考えたくなることもありますよね。

でも、ここで少し注意が必要です。

例えば、期間限定セールのチラシを大量に印刷しても、期間が終われば使えなくなってしまいます。

また、価格や営業時間、商品内容などが変わると、残っているチラシを使えなくなることもあります。

せっかく安く印刷できても、大量に余らせてしまってはもったいないですよね。

反対に、長期間使う会社案内や商品紹介など、内容が変わりにくい印刷物なら、ある程度まとめて印刷する方が効率的な場合もあります。

印刷費だけでなく、使い切れるかどうかも考えることが大切です。

第5部|印刷部数は「使い方」から考えてみましょう

では、実際に何部印刷すればいいのでしょうか?

そんなときは、次のように考えてみるとわかりやすくなります。

例えば、イベントで配るチラシなら、予想来場者数や配布する場所を考える。

お店で配るショップカードなら、1日に何枚くらい渡すのか、どのくらいの期間使うのかを考える。

営業用のパンフレットなら、営業担当者の人数や訪問件数などを参考にする。

さらに、少し予備を用意しておくと安心です。

ただし、予備を多く持ちすぎる必要はありません。

最初は少なめに印刷して、必要になったら追加するという方法もあります。

もちろん、追加印刷では再び準備費用がかかる場合もあるため、最初からまとめて印刷する場合との比較も大切です。

「必要なときに、必要な分だけ、無駄なく使う」

そんな考え方が、上手な印刷部数の決め方につながります。


まとめ|印刷部数は、多ければ良いわけではありません

印刷部数を増やすと、1枚あたりの価格が安くなることがあります。

でも、たくさん印刷すれば必ずお得というわけではありません。

使い切れずに余ってしまったり、内容が古くなってしまったりすると、かえって無駄になることもあります。

一方、長期間使う印刷物なら、まとめて印刷した方が効率的な場合もあります。

大切なのは、価格だけで判断せず、「どこで、誰に、どのくらい使うのか」を考えること。

次にチラシやパンフレットを印刷するときは、いつもの部数をそのまま注文する前に、一度使い方を見直してみてはいかがでしょうか。

ちょっとした工夫で、印刷費用も紙の無駄も減らせるかもしれません。