第2回 杉野印刷コラム
チラシを作る前に知っておきたい5つのこと
~きれいなチラシと、伝わるチラシはちょっと違う?~
第1部|チラシを作る目的、決まっていますか?
「新しいチラシを作りたいんです!」
そんなご相談をいただいたとき、まず大切なのは「何のために作るのか」ということです。
新商品を知ってもらいたいのか、お店に来てもらいたいのか、それとも会社のことを知ってもらいたいのか。
同じチラシでも、目的が違えば伝える内容も変わります。
例えば、新規のお客様を集めたいチラシと、いつも来てくださるお客様に向けたチラシでは、伝えたい情報が違いますよね。
チラシ作りの第一歩は、デザインよりも目的を決めること。
実はこれが、とても大切なんです。
第2部|誰に見てもらいたいかを考えましょう
「できるだけ多くの人に見てもらいたい!」
もちろん、それも大切です。
でも、すべての人に伝えようとすると、かえって何を伝えたいのかわかりにくくなることがあります。
例えば、家族連れに来てほしい飲食店なら、子ども向けメニューや家族で楽しめる雰囲気が伝わるといいですね。
一方、会社の担当者に向けたサービス案内なら、価格や納期、導入するメリットなどが重要になるかもしれません。
「誰に届けたいか」が決まると、チラシの内容も自然と見えてきます。
第3部|伝えたいことを詰め込みすぎていませんか?
せっかくチラシを作るなら、あれもこれも載せたい!
その気持ち、よくわかります。
でも、情報が多すぎると、何が一番大切なのか伝わりにくくなってしまいます。
例えば、飲食店の新メニューを紹介するチラシなら、まずは料理のおいしさが伝わる写真と、商品名や価格を目立たせる。
営業時間や住所なども必要ですが、すべてを同じ大きさで見せる必要はありません。
一番伝えたいことを、一番わかりやすく。
少し情報を整理するだけで、チラシはぐっと見やすくなります。
第4部|紙やサイズによって印象は変わります
チラシといえば、A4サイズの薄い紙を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
でも、チラシの作り方はそれだけではありません。
手に取ってもらいやすい小さなサイズ、写真がきれいに見える光沢のある紙、落ち着いた雰囲気を演出できるマットな紙。
使う場所や配り方によって、適したサイズや紙は変わります。
また、たくさん配るチラシと、特別なお客様にお渡しする案内状では、紙にかける費用の考え方も違ってきます。
紙は単なる印刷するための材料ではなく、伝えたい印象を作る大切な要素です。
第5部|チラシを見た人に、どうしてほしいですか?
ここが、今回一番お伝えしたいポイントです。
チラシを見て「いいな」と思っても、その次に何をすればいいのかわからなければ、行動につながりにくくなります。
例えば、
- お店に来てほしいなら、住所や営業時間、地図
- 電話で問い合わせてほしいなら、電話番号
- ホームページを見てほしいなら、URLやQRコード
- イベントに参加してほしいなら、開催日時や申込方法
こうした情報がわかりやすく載っていることが大切です。
チラシは、ただ情報を伝えるだけのものではありません。
見た人に「次の一歩」を踏み出してもらうための道具でもあるのです。
まとめ|チラシ作りは、印刷する前から始まっています
チラシを作るとき、デザインや色、写真などに目が向きがちです。
でも、本当に大切なのは「誰に、何を伝えて、どうしてほしいのか」を考えること。
その目的がはっきりすると、デザインや紙選び、印刷部数なども決めやすくなります。
杉野印刷では、お客様の「こんなチラシを作りたい」という思いを大切にしながら、目的や用途に合った印刷物づくりをお手伝いしています。
「何から決めたらいいかわからない」という段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。